僕が水道橋に出店を決めた4つの理由について
みなさん、こんにちは。
シーシャカフェいわしくらぶ代表の磯川大地です。
先週の記事でもお知らせしましたが、今週から全5回に分けて、「シーシャカフェができるまで」を書いていこうと思います。
物件さがして三千里
「よし!シーシャカフェをつくろう!」
もしあなたがそう思ったなら、まず必要になるのは、そのための物件です。
物件がなければ、もちろん営業もできません。
いわしくらぶの東京進出にあたっても、まず始めたのは物件を探すことでした。
はじめは谷根千、上野で探してた
いわしくらぶは北海道・オホーツク発。
そんな、ど田舎から進出するにあたって、僕たちは「せっかく東京に進出するなら、自分たちのカラーをだせる街にしよう」と考えました。
第一候補に上がったのは、下町の雰囲気が色濃く残る谷中、根津、千駄木。
いわゆる「谷根千」エリアですね。
オホーツクにもあるような、「適度なゆるさ」と「地域のぬくもり」みたいなものを表現するにはここが最適と考えたわけです。
そして、上野。
上野には、なかなか言葉では表現しえない混沌感があり、それがいわしくらぶのカオスと通じるのではないかと考えました。
また、このあたりはターミナル駅でありながら、同業他社の進出が少ないことも候補に挙げた理由の一つです。
しかし、僕たちの望んでいた物件はついぞ見つけられず、あっけなく2ヶ月の月日が流れました。
じつは、すごかった!!水道橋
「磯川さん、水道橋はどうです?」
思うような物件が見つからず、途方に暮れていた僕にある日。
物件探しを手伝ってくれていた不動産屋の担当者さんが唐突に言いました。
「え?スイドウバシ?」
「ええ、水道橋です」
聞いたことはあっても、足を踏み入れたことはない駅。JR水道橋駅。
僕は、すかさずiPhoneをポケットからとりだし、Googleマップで「水道橋」と検索。
そこに示されたのは数年前に、古本を求め、頻繁に足を運んでいた神保町や御茶ノ水のとなり駅。
「なんと・・・!!ここが水道橋だったのか!!!」
それから調べてみると、出てくる出てくる魅力的な情報。
1.元祖・遊びの聖地「東京ドームシティ」がある
東京ドームだけでなく、「東京ドームシティアトラクションズ」や「ラクーア」など、誰が行っても楽しめる都市型総合エンターテインメントがここにはあります。
2.世界一の古書街「神保町」が、となり町!
本好きなら一度は行ってみたい本と喫茶店の街、神保町。20歳の頃の自分もよく足を運んでいた場所です。
3.楽器の聖地「御茶ノ水」もすぐそこ!
日本一の学生街とも言われるこのエリアには、そんな若者たちに向けた楽器店やスタジオなども数多く点在しており、音楽に携わる人なら、歩いているだけでも楽しめます。
4.ナイトスポットは、古くから続く飲食店が多く集まる「飯田橋(神楽坂)」
代官山、表参道、広尾などのお洒落スポットにじわじわと仲間入りを果たそうとしている神楽坂を含むこのエリアは「日本の小さなパリ」と言われるほど、フランス人が多く暮らしていたり、石畳や小さなお店が立ち並ぶ町並みなどはどことなくパリに似ています。
古くから続く飲食店も多いため、雰囲気のよい店で落ち着いて過ごしたい方にはぴったりのエリアなのです。
どうです・・・?
魅力的でしょう?
しかも、水道橋にもまた谷根千のような地域コミュニティが残っています。
そして、この本と音楽と酒の街とのちょうど中心に位置することで、漂うカオス感。
たまらん・・・ハァ(ため息)。
そんな魅力に惹かれ、僕たちはここ水道橋に「いわしくらぶ東京店」を作ることに決めたのです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー